【薬膳ライフ】食材の力を活かした食事でカラダを整える
薬膳ってどんなイメージ?
“苦い” “薬のイメージ” “中国の特別な食材を使わないとできない”という
イメージをされる方も多いかもしれません。
「薬膳」とは、どのようなものでしょうか。
食材が持つ力を活かす
どうでしょうか?薬膳のイメージが少し変わったのではないでしょうか。
知らず知らずのうちに食事に取り入れていたり、皆さんが昔から知っている、
「おばあちゃんの知恵袋(民間療法)」の中には薬膳に関することがあります。
薬膳では、食材には薬と同じような効能があると考えられ、私たちが普段
食べている食材で簡単に作ることができます。
季節や体質、体調に合わせて食材を上手く摂り、毎日を元気に過ごしましょう。
夏におすすめの食材(5月~7月)
5月5日の「立夏」を過ぎると、暦の上では夏になります。
夏は体に熱がこもり、眠りにくい、ほてり、イライラなどの症状がでやすい季節
とされています。おすすめ食材を意識して取り入れてみましょう。
➢体の熱をとって、のぼせや熱感を鎮めると言われている「苦み」の食材や瓜類。
例:苦瓜、セロリ、緑茶、冬瓜、スイカ、キュウリなど。
もやしも同じような効能が期待されている。
➢夏を元気に過ごすため、体力の消耗を防ぐ「ねばり」の食材や、血流を改善する「赤色」
の食材もおすすめ。
例:オクラ、モロヘイヤ、トマト、パプリカ、小豆など。
■薬膳を活かした活動
マルタマフーズでは、教育・研修プログラムの一環として、社内認定資格講座「薬膳インストラクター養成講座」を開講しています。食材の効能や、季節の食養生など健康のサポートになる知識を学び、お食事に取り入れたり、情報発信に活かしたりしています。
そして、学びを活かして薬膳メニューの考案や薬膳料理の提供、地域のイベントに参加するなどさまざまな活動を行っています。
このような活動は、講師の漢方薬膳研究家 阪口珠未先生監修のもと、講座の修了者を中心に活動を行うチーム「薬膳ラボ」が行っています。